PROJECT

社会・地域向けプロジェクト

個人の困りごとを、社会全体の課題として捉える。
大学・専門機関・行政と連携し、地域の未来に必要な仕組みづくりへ取り組んでいます。

個人の声から、社会の仕組みを変えていく。

世音では、個人の皆様から寄せられる「市町村をまたぐ行政手続きの困りごと」や「災害への不安」といった声を
「個人の問題」として終わらせず、その背景にある「社会課題」の解決へと繋げる活動に注力しています。
大学の研究機関や各種専門士と連携して実務を通じた調査・研究を行い、
市町村・県・国といった行政機関に対して具体的な問題提起を行うことで、より良い社会の仕組みづくりを目指しています。

活動内容 ACTIVITIES

社会の仕組みを変え、地域間のギャップを埋めるためには、私たちからの働きかけだけでなく、
「市民一人ひとりが知識をつけること」が不可欠です。世音ではそのための情報発信や、専門機関との橋渡しを行っています。

市民に向けた情報発信と講習の実施

市町村をまたぐことで生じる対応の差(ギャップ)やトラブルを解消するために、市民自身が正しい知識を持てるよう、講習への参加支援や情報発信を行っています。

情報弱者への対策

防災関連の活動に力を入れる中で、特にご年配の方などが情報弱者とならないよう、 スマートフォン・アプリの使い方講習などの活動も実施しています。

理論と現場を合致させた 「実際の行動(アクション)」

実社会において起きる問題が、「なぜ起きるのか」「どのような原因があるのか」「どこを是正するべきか」を、専門分野(大学研究の論文)を基に、その(論文)理論と法律の間にある齟齬・スキマを検討・検証に尽力する機関として「世音」が行っています。
その上で、市役所・県・国といった行政機関に対して具体的な問題提起を行い、制度改善の対応を求めます。

多角的で強力な連携ネットワーク

複雑な課題を「実際の行動」に移すため、世音を中心(コーディネーター)として様々な機関と連携し、専門的なバックアップを得ています。

連携機関

法律専門士(弁護士・司法書士など)、大学の研究機関、行政機関、公的サービス、医療サービス、各種民間サービスなど。

現在注力している主要テーマ

越境防災

現在、私たちが最も力を入れているテーマが「防災」です。 災害はいつ、どこで起こるかわかりません。
例えば、通勤や通学で市町村をまたいで生活している親子が災害に遭った際、自治体ごとに防災対応に差があっては命を守ることができません。
私たちは、自治体間の対応の差(平準化)をなくす「越境防災」の実現に向けた活動を行っています。

防災拠点としての「お寺の活用」プロジェクト

現在、知多半島を中心に、地域に数多く存在する「寺院」を新たな避難場所として活用するための調査を進めています。

なぜ、お寺の活用が必要なのか?

  • 収容人数の限界

    指定避難所である学校の体育館だけでは、避難者全員を収容しきれない可能性があります。

  • 多様な避難ニーズへの対応

    現在の避難所では、「ペットを連れての避難が難しい」といった課題があります。

  • インフラの補完

    敷地の広いお寺の駐車場や、昔ながらの建物にある井戸(水不足の解消)やトイレなどを活用することで、避難生活の質を向上させることができます。

想定される具体的な災害・協力ケース

ペット避難

現在の避難所では「ペットを連れての避難ができない」という問題がありますが、敷地の広いお寺の駐車場や空間を活用することで、この問題の解決を図ります。

水不足

災害時の深刻な水問題に対して、昔ながらの寺院の建物にある井戸などを活用し、生活用水を補完します。

そのほかの活動について OTHER ACTIVITIES

地域コミュニティの活性化・社会参画支援(イベント実績)

防災に関する取り組みだけでなく、地域文化の交流や男女共同参画社会の推進といった社会課題に対しても、具体的なアクション(イベントやフォーラムの企画・主催)を起こしています。

女性の社会参画支援
「Maam ママだけど起業したい forum」

働く女性や起業を目指すママたちを応援し、社会参画を促進するための交流会を企画・開催しています。ヤリガイある事を見つけるための情報交換の場を提供しています。

「otera de night 十三夜 角打ち」

知多市の満徳寺にて、伝統的な寺院と地元の酒蔵、キッチンカーなどがコラボレーションするイベントを主催しました。地域を盛り立て、日本文化を味わう新たなコミュニティ文化の創出に取り組んでいます。

産学連携・調査研究と行政への働きかけ

現場の声を、社会を動かす力に。 私たちは、愛知県内の大学と連携し、知多半島5市5町の寺院や行政を対象に、納骨堂の許認可や防災協定に関する独自のアンケート調査を実施しました。
大学での論文等の理論と現場の具体的な課題を合致させ、専門的な知見をもとに分析しています。この確かなデータに基づき、行政の防災課担当者などを交えたシンポジウムを企画し、具体的な対応や制度の改善を求めていきます。

主な調査・分析テーマ

地域防災: 宗教法人との防災協定や災害時の避難所連携など。
遺骨問題: 大規模災害時の遺骨引き取り問題や納骨堂の管理運営に関する課題。
半島振興・文化振興: 社寺がもたらす行政区の文化振興や地域コミュニティ・経済の活性化。

私たちが目指す未来 OUR VISION

個人の抱える小さな課題を吸い上げ、知識を蓄積し、地域全体の「文化」や「防災意識」の向上へと繋げること。
そして、専門機関との強力なネットワーク(コーディネーターとしての役割)を活かし、
皆様がどこにいても安心して暮らせる社会を築くことが、私たちの目標です。